龍とわたしと裏庭で【おまけの圭吾編】
結局、君と二人っきりになりたくて
――ほら、僕はワガママだからね
僕の部屋に毛布を敷いて、ピクニックみたいに食事をすることにした。
カーテンを全開にすると、お誂え向きに満月が輝いている。
自分の誕生日だと気づいた君の瞳は、空の月のように真ん丸で輝いていた。
君は『誕生日だって忘れていたわ』って笑いながら、僕にバレンタインのプレゼントをくれた。
君のハートと一緒に
僕は君にハート型の金のペンダントを贈った。
僕のハートと一緒に
いつものように他愛ない話をして
君が笑って
うっとりするような笑顔を僕に向けて
僕はそれだけで幸せだった。
――ほら、僕はワガママだからね
僕の部屋に毛布を敷いて、ピクニックみたいに食事をすることにした。
カーテンを全開にすると、お誂え向きに満月が輝いている。
自分の誕生日だと気づいた君の瞳は、空の月のように真ん丸で輝いていた。
君は『誕生日だって忘れていたわ』って笑いながら、僕にバレンタインのプレゼントをくれた。
君のハートと一緒に
僕は君にハート型の金のペンダントを贈った。
僕のハートと一緒に
いつものように他愛ない話をして
君が笑って
うっとりするような笑顔を僕に向けて
僕はそれだけで幸せだった。