龍とわたしと裏庭で【おまけの圭吾編】
「部屋に戻ったら僕を温めてくれる?」
「うん」
僕の微笑みが大きくなる。
部屋に戻ったら、濡れたコートを脱がせよう。
風呂に入れて温めてやらなきゃ。
それから約束通り、僕を満たして温めてくれ
かわいいため息で僕の心を
柔らかな肌で僕の体を
しっかりと包んで温めてくれ
自分でも汚いやり方だと思うが、構うものか
死ぬほど僕に冷や汗をかかせたんだからね――
「うん」
僕の微笑みが大きくなる。
部屋に戻ったら、濡れたコートを脱がせよう。
風呂に入れて温めてやらなきゃ。
それから約束通り、僕を満たして温めてくれ
かわいいため息で僕の心を
柔らかな肌で僕の体を
しっかりと包んで温めてくれ
自分でも汚いやり方だと思うが、構うものか
死ぬほど僕に冷や汗をかかせたんだからね――