龍とわたしと裏庭で【おまけの圭吾編】
昨日の夜は、そこで志鶴にキスをした。

僕は一気に熱くなって、危うく暴走しそうになった。

でも

志鶴の小さな手が僕の頬に触れて

小さな声が『大好き』って囁いて

僕は落ち着いた。


そう

志鶴は僕を愛してる


僕も度を越した不安は、そろそろ乗り越えてもいい頃だ。


志鶴の心を信じて

僕は愛されているという自信を持って


志鶴は僕を捨てたりしない


ああ、君といたい

早く帰って来てくれ



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