龍とわたしと裏庭で【おまけの圭吾編】
「ホント? 夢中になった?」
「ああ」
嬉しい!――声に出さない言葉が聞こえる気がした。
そして、緑の表紙の本のイメージが僕の心に浮かんだ。
本? 何の?
真夜中―――
僕はぐっすりと眠っている志鶴をベッドに残し、部屋の中を探った。
志鶴が私物を置くようになった棚で、お目当ての物を見つけた。
ファッション誌とゲームの解説本の間に隠すように、緑色のブックカバーをかけた本があった。
カバーを外して、表紙を確認した途端、僕はぶっ飛びそうになった。
「ああ」
嬉しい!――声に出さない言葉が聞こえる気がした。
そして、緑の表紙の本のイメージが僕の心に浮かんだ。
本? 何の?
真夜中―――
僕はぐっすりと眠っている志鶴をベッドに残し、部屋の中を探った。
志鶴が私物を置くようになった棚で、お目当ての物を見つけた。
ファッション誌とゲームの解説本の間に隠すように、緑色のブックカバーをかけた本があった。
カバーを外して、表紙を確認した途端、僕はぶっ飛びそうになった。