NEXT STEP
いつ来たんだろう。



バスケで忙しいはずなのに。




「西口先生? 」


「あっ‥すみません。」


「何かありましたか?」


「えっ??」


「尚人から聞きました。お付き合いしてると。」



「っ‥え!?」



村上さんはクスッと笑った。



どういうこと!?



「尚人話してないのね。私は尚人の祖母です。」



「っ!!!!!!」




私は驚きのあまり声が出ない。



「喧嘩でもしたのかと思って。」




「あっ‥あのっ‥いつもお世話になってます!!!」



私は慌てて立ち上がり、お辞儀をした。
< 101 / 236 >

この作品をシェア

pagetop