NEXT STEP
数日後


私は学校で作業があるため、職員室にいた。



一人でパソコンに向かっていた。



「西口先生。」



私は職員室の入り口を見た。



そこに立っているのは中川先生だった。



私はすぐにパソコンに目を向けた。



ヤな奴が来たなぁと思いながら。





「ちょっと、無視してんじゃないわよ。」


いつもの口調とえらい違い。




「聞いてんの!?」



ふと見るとすぐそばに立っている。




「耳はついているんで。」



「っ!!あなた、尚人と別れてくれる??」


「っ!」


私は中川先生を見た。



どうして知ってるの!?
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