NEXT STEP
「げ。」


イヤそうな顔をする吉瀬くん。



「げ。じゃねぇ!!!」


そう言って吉瀬くんの首に腕を回し、絞める上矢くん。




「ぷっ。」



思わず吹き出してしまう。




「りっちゃん笑ってないで助けて。」



私に手を伸ばそうとする吉瀬くん。



それを見て絞める力を強くする上矢くん。




「ぐえっ!!ギブッ!!ギブッ!!!」




上矢くんの腕を必死に叩く吉瀬くん。





「二人本当仲がいいよね。」









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