NEXT STEP
「ほっとけよ‥俺なんか。」



「え??」



私は顔を覗き込もうとしたとき、上矢くんは走り出した。



「上矢くん!?」



どうして‥。



上矢くん‥そんなこと言わないで…。




私は上矢くんを追った。




でも校舎に入って見失った。





私から離れていかないで…。
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