NEXT STEP
「気づくの遅いし。」


「///」



私今日ある意味寝れない。



荷物を置き、ソファに座り上矢くんはテキストを広げた。



「何してるの?」


「英語の勉強。」


「え?私いるから大丈夫だよ?」



私は上矢くんのテキストを見つめ言った。



すると上矢くんは私を見て言った。



「半分旅行、半分試験だから。」



「‥試験?」


「そ。」



何の試験??



私試験するって言ってないし‥。



てか旅行としか聞いてなかったし‥。


私が悶々と考えていると、上矢くんは笑った。
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