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昼休み

私は横田さんと、横田さんの友達の清家さんと昼食を食べていた。


「りっちゃん、どんくらい彼氏いないの?」


「3カ月かな。」


「えっ!!最近じゃん!」


周りから見たらまだ3カ月。私からすればもう3カ月。




私には忘れられない彼がいる。





元気にやってんのかなぁ‥。




「りっちゃん??」


「あ。ごめん。何?」


「イケメン??」


「フッ、何で?」


「だって、りっちゃんに釣り合うって言ったら、日向先生くらいイケメンじゃなきゃ。」



「‥言いすぎだよ‥。」


「そうかなぁ??」


横田さんは清家さんに助けを求める。



「私もそう思う!」


「釣り合うとか釣り合わないとか、関係ないよ。」


「「え??」」


「大事なのはお互いのFEELING。顔は関係ないよ。」


二人は口をポカーンと開けて固まった。



あ‥青春真っ只中の二人に言ってもしかたないか‥。




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