いつまでも
授業中は、うるさい。

本当にうるさかった。

大丈夫なのかってぐらい

休憩時間は、皆でおしゃべり

でも、私は

家で努力せず、

なまけていた。

皆が裏で努力していたのを

全然気づけてなかった。



―受験まで後1ヶ月

小学校では仲間割れが生じ、

自分の気持ちをぶつけれる

信じられる人がいなかった。

小学校にそんな信用できる人が

いなかったから、私は塾でも

秘密ごとは、大好きな友達にも

言えなかった。

皆は私に言ってくれていたのに。

ゴメンね、そしてありがとう。


そんな時、家族の支え。

勉強のことは一切口には出さず、
私を見守ってくれていた。

私がどんな感じになっているかも
わかってくれていたのだと思う。

私のわがまま聞いてくれて、

風邪ひかないようにって
気を使ってくれて…


そんなこんなで、塾では
受験一色に染まっていた。

私の第3志望校の女子校の受験が
迫っていた時だった。

塾で、「卒業会のお知らせ」

というものが配られた。

私は、もう皆ともお別れか~

受験終わったら、同じ学校行かない限り

…接点なしになっちゃうんだ。

そう思うとつらくて仕方がなかった。
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