光の姫とゆかいな仲間たち
ハァハァ
ミズノ君から逃げるように走っていたから息切れが激しい。
ふと腕に付けた時計を見ると残り時間が10分を指していた。
あと10分か。まだ油断出来ないな。
そう思わざる得ないことがミズノ君と追いかけっこしてたらわかった。
ある時は茂みに隠れたのにその隣からひょっこりと顔を出して『ここで休憩かい?』ってわざとらしく言い、ある時は走っていたらいつの間にか隣で一緒に走っていたり(それでもあたしの方が少し速いけど)とミズノ君には驚かされてばっかりだった。
なんかもう捕まって罰ゲーム受けようかな。
そう思ってるとあたしを呼ぶ声がした。
まさか、またミズノ君?
再び走りながらも後ろを振り向くとそこにはフウタ君の姿が見えた。
こんなときに限ってフウタ君ですか。
軽く走ってたのを全速力にしてフウタ君から距離を取る。
後ろからは『待って下さい』っていう声がしたけど無視した。鬼ごっこしてるのに待ってって言って止まる人なんていないからね。
これくらいあればいいかな?
息を整えるために少し歩く。
追われてないのに走るのはしんどいしね。
「見つけた~!」
そんな間抜けな声がして前を見るとカイジ君があたしに向かって走ってきていた。
後ろにはフウタ君がいて前にはカイジ君かよ。
迷ったあげく二人とは別の方向である右に曲がって走った。
ミズノ君から逃げるように走っていたから息切れが激しい。
ふと腕に付けた時計を見ると残り時間が10分を指していた。
あと10分か。まだ油断出来ないな。
そう思わざる得ないことがミズノ君と追いかけっこしてたらわかった。
ある時は茂みに隠れたのにその隣からひょっこりと顔を出して『ここで休憩かい?』ってわざとらしく言い、ある時は走っていたらいつの間にか隣で一緒に走っていたり(それでもあたしの方が少し速いけど)とミズノ君には驚かされてばっかりだった。
なんかもう捕まって罰ゲーム受けようかな。
そう思ってるとあたしを呼ぶ声がした。
まさか、またミズノ君?
再び走りながらも後ろを振り向くとそこにはフウタ君の姿が見えた。
こんなときに限ってフウタ君ですか。
軽く走ってたのを全速力にしてフウタ君から距離を取る。
後ろからは『待って下さい』っていう声がしたけど無視した。鬼ごっこしてるのに待ってって言って止まる人なんていないからね。
これくらいあればいいかな?
息を整えるために少し歩く。
追われてないのに走るのはしんどいしね。
「見つけた~!」
そんな間抜けな声がして前を見るとカイジ君があたしに向かって走ってきていた。
後ろにはフウタ君がいて前にはカイジ君かよ。
迷ったあげく二人とは別の方向である右に曲がって走った。