光の姫とゆかいな仲間たち
オレの名前は黄村 雷兎(コムラ ライト)。
今日もいつも通りに寝ようとした。
なのに朝からオレを呼ぶ人がたくさんいた。
朝。オレはいつも通りに起きて少し遅めの朝食を取ろうとして部屋を出た。
「あれ? ライトさん。今日はいつもよりか早い起床ですね」
多分、今朝食を済ませたであろうフウタが声をかけてきた。
「そうか? オレは、いつも通りに起きたつもりだが…
それよりもフウタはこれからなにするんだ?」
フウタが妙にウキウキしてたから尋ねる。
「ヒカリがまだ起きてないそうで起こしにいくんですよ」
なるほど。そういえば彼女は朝が苦手だったけ。
「オレも…行っていいか?」
「もちろんいいですけどヒカリの部屋で寝ないで下さいね?」
オレは能力を使うと眠くなるたちでいつの間にか寝ていることが多いからフウタはそれを指しているのだろう。
「あぁ。なるべく気をつける」
オレは曖昧に答えるとフウタに着いていった。