光の姫とゆかいな仲間たち
「少しだけなら寝ていいよ。このまま帰ればライト君は途中で寝ちゃいそうだから」


そう言いながらヒカリはオレの頭を優しく撫でた。



本当にこういう時のヒカリには敵わないな。


オレはフッと少し笑うとヒカリの膝に頭を乗せた。


「ちょっと! ライト君!?」


まさかオレが膝に頭を乗せるとは思わなかったのだろうヒカリが慌てふためく。


「寝ていいって…言ったの、ヒカリだよ?」


上目遣いで言うとヒカリは顔を赤くした。


オレだけやられるのは嫌だからちょっとした仕返し。


でもこれはオレだけいい思いしてるけど気にしない。



だって自分が好意もってる女の子が近くにいるんだ。迷惑どころか嬉しいことだ。



オレは少しだけ睡眠をとりその後に寮へと戻った。



この出来事は絶対に他の奴には教えてやんない。


オレは自分の部屋に戻るとベッドに潜りこんで眠りについた。




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