光の姫とゆかいな仲間たち
「確かに強引だったかもだけど振り払わなくてもいいじゃない。
まあいいや。お団子屋さんに連れてってくれるっていうしね。
お団子お団子嬉しいなぁ♪」



ヒカリはいつの間にか夕飯を終わらせていて空になったトレイを持つと変な歌を歌いながら、自室に戻った。



こうも嬉しそうに言われると期待を裏切ったらダメだと思ってしまう。





「カイジが女の子をエスコート出来ると思う?」


「女の子というかヒカリとケンカしてしまって失敗するパターンだと思いますよ。
ヒカリ以外の女の子は普通に接するのにヒカリだとケンカ売ってる感じになりますから。それだからヒカリも言い返すというのに本人気付いてませんからね」


「カイジは、ツンデレ…だからな」


なんかミズノ達がコソコソと話してるけどなんなんだ?


まぁいいや。明日どうするかな。お団子食べて終わりだとすぐに終わってしまいそうだしな。


とりあえず部屋に戻って考えるかな。



そう思い立って急いでご飯を食べるとオレは自室に戻った。



もちろん嫌いなピーマンは食べずに横にどかしといたけどな。




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