光の姫とゆかいな仲間たち
「もしかしてカイジ君に虐められたとか?」


ハッとした顔をしながらヒカリは言った。


ヒカリはカイジさんをなんだと思ってるのでしょうか?
まぁ、逆に仲良くても困りますけど。


きっと皆の気持ちを気づいてないのなんてヒカリだけなんでしょうが。



「無視はいけないと思うな」


ムスッとした顔でそっぽを向くヒカリを素直に可愛いと思ってしまった。


「ちょっと考え事してました。カイジさんには苛められてませんよ。ヒカリが関わらない限りはですけどね
ヒカリは僕の昔話聞いてくれますか? きっとつまらない内容ですけど…」



「フウタ君の昔話? それなら聞きたい!」


『カイジ君に少しだけ聞いたことあるんだけど』そうヒカリは言いながらも僕を見つめてきた。



そんな顔で見ないで下さいよ。恥ずかしいです。…そうじゃなくて、ヒカリもこう言ってるし話してもいいのかもしれません。












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