光の姫とゆかいな仲間たち
「なるほどね。じゃあ、ライト君は何してたの？」


白原さんは今度は近くにいたライトに話かけた。


ライトは物凄く眠たそうな顔で白原さんを見た。


こいつは小さい頃から眠たそうにしてるよな。しかも俺以上に何を考えてるかわかんないし。


「ん？　オレは…遊ぶ、というか…よく…昼寝してた」


「それ遊びじゃないじゃん。まぁライト君らしいけど」


そうそうライトは俺らと遊ぶ前には寝てたからな。
能力使うと眠くなるのだから仕方ないのだけど。


「じゃあ。最後はミズノ君！
ミズノ君は何してた？」


白原さんは俺の方を見ながらそう尋ねた。


「最後ってオレの話は！？」


いつの間にか復活してたカイジが白原さんにつっこむ。


「あぁ。カイジ君の話はさっきフウタ君から聞いたから。フウタ君と鬼ごっこしてたんでしょ？」


白原さんは興味なさげに的確なことを言うのでカイジは何も言えずに拗ねた。



白原さんってカイジの扱いに慣れてるよね。そこが面白いんだけど。


クスリと一度笑うと白原さんの方を見た。



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