光の姫とゆかいな仲間たち

そういえば7月7日って明日だよね？


どんな服装にしようかな。


やっぱりお祭りだし浴衣のがいいのかな？


でも今浴衣なんて持ってないし…


「どうしよう！？」


「お祭りは…夕方だから、お昼までに…買いにいけばいい」


「そっか。明日はちょうど土曜日で学校お休みだから買いにいけばいいんだ！
…ってどこから声が？」


ここあたしの部屋だよね？ だったらあたししかいない…はず。


「ここだよ…ここ」

またそんな声があたしのベッドからした。


あたしは恐る恐るベッドまで向かって布団をめくるとそこには…




眠そうな顔をするライト君がいた。


「ライト君！？
なんでここにいるのよ！」


なんで？ ここってあたしの部屋だよね？


確認のためドアを開けて表札の名前を見ると『白原　光』って書いてあった。


あたしの部屋だ。でもなんでここにライト君が？