光の姫とゆかいな仲間たち
「やっぱりここ…ヒカリの部屋、だったんだ。
布団がいつもよりか…ふかふかだし、なんか…ヒカリの…いい、匂いしたし
なんか、変だな…って思ってた」


そうかそうか。うん。つまりは間違えたんだね。


「…って気づいたなら出てってよ。今からお風呂入りたいし」



確かにライト君のアドバイス(?)は助かったけどいつまでもあたしの部屋に居てもらっても困る。


「オレのことは、おかまいなく」


「気にするから。あまりいるならフウタ君呼ぶよ?」



あたしの部屋とフウタ君の部屋は隣同士だから大声を出したら助けにきてくれる。


「しょうがないな。
もし浴衣…買う、なら...付き合う…よ?」


確かに一人で買いにいくよりかは誰かと一緒の方がいいよね。
それにあまりこの辺の地理関係はわかってない。


あたしは悩んだ挙げ句、ライト君の誘いを受けてしまった。


フウタ君誘っちゃうと浴衣着た時の驚きもなくなっちゃうからね。





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