光の姫とゆかいな仲間たち
「いらっしゃいませ」


お店に入ると中には様々な色の着物が置いてあった。


その中で浴衣コーナーってあったからそこに向かう。


浴衣コーナーには紺地に朝顔の模様が入ってる物や白地に金魚の模様やピンクに花火の模様が入っていたりで色んな種類の浴衣があった。


「うわー。可愛い！」


その中で目に入った浴衣。


なんかフウタ君みたいな柄だな。


「ねぇ。あの浴衣どうかな？」


近くにいたライト君に尋ねた。


「あぁ…いい、思う
ヒカリっぽい色だし…この柄だって、フウタっぽい」



ライト君もフウタ君っぽいって思ってくれたし、これならフウタ君も喜んでくれるは ず。


「店員さーん。これくださーい」


ライト君も同意してくれたのが嬉しくてあたしは元気に店員さんを呼んだ。
店員さんは『はーい』って返事をしながらあたしの前に来てくれた。


「あっ。良いもの選んだね。
七夕祭りに着てくの？」


店員さんはニコニコと微笑みながら尋ねた。


「はい！」


「良かったらウチで着付けしてく？」


「えっ！　いいんですか？」


正直浴衣なんて自分一人で着る自信なかったからありがたい話だった。


店員さんは『もちろん』って笑顔で言ってくれたので裏で着付けてくれた。




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