片恋★パンドラボックス
「奈緒?なーおーちゃん?」
目の前には大好きなおにーちゃんの笑顔。
「奈緒。返事は?」
そんなの改めて訊かれなくても答えは1つ。
「あたしもおにーちゃんが好きです。彼氏になってください。」
「はい。よろこんで。」
「プッ…」
「よろこんで。」なんてどっかの居酒屋じゃないんだからと思いつつも、おにーちゃんらしくて笑えてくる。
「おにーちゃん好きー!」
「俺も。」
「おにーちゃん大好きー!」
「俺も。ってか、2人っきりの時は“おにーちゃん”止めね?」
「えっ…それ…は…」
「恥ずかしい?」
「ん。」
顔を真っ赤に染めながらコクリと頷くあたしをギューッと抱きしめてきたおにーちゃんは、「じゃ、今度な。」とピッと小指を立てるとニッコリと微笑んだ。
目の前には大好きなおにーちゃんの笑顔。
「奈緒。返事は?」
そんなの改めて訊かれなくても答えは1つ。
「あたしもおにーちゃんが好きです。彼氏になってください。」
「はい。よろこんで。」
「プッ…」
「よろこんで。」なんてどっかの居酒屋じゃないんだからと思いつつも、おにーちゃんらしくて笑えてくる。
「おにーちゃん好きー!」
「俺も。」
「おにーちゃん大好きー!」
「俺も。ってか、2人っきりの時は“おにーちゃん”止めね?」
「えっ…それ…は…」
「恥ずかしい?」
「ん。」
顔を真っ赤に染めながらコクリと頷くあたしをギューッと抱きしめてきたおにーちゃんは、「じゃ、今度な。」とピッと小指を立てるとニッコリと微笑んだ。