片恋★パンドラボックス
「でっ、んなことよりさ、」



「ん?」



「これからどーすんの?血は繋がってないにしろ兄貴と付き合うわけだろ?親とか、親とか、親とか…」



「うん。それなんだよ…ね。」



はぁー…と大きなため息をついたあたしは、麦茶をトレイに戻すと、ポスッとベッドに頭を乗せながらチラリと優斗を見た。

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