片恋★パンドラボックス
おにーちゃんとあたし。
「ちょっと、おにーちゃん!そこどいて!!」
「無理。お前が化けるの待ってたら俺が遅刻する。」
「化け!?って、化けてないもん!!ちょっとファンデして、チークして、シャドーして、アイライン引いて、つけま付けるだけだもん!!髪、巻くだけだもん!!」
「それは、それは。大変なことで。」
「そうっ!大変なの!!だからどいて!!顔、洗いたいの!!お化粧したいの!!巻きたいの!!」
「無理。俺、今からひげ剃るもん。」
「そんなん適当でいいじゃん!!鏡なんていらないでしょっ!!」
「社会人ナメんな。営業は身だしなみが命なの。お前こそ、スッピンで行きゃいいじゃん。」
「むーりぃぃー!!」
「俺も、むーりー。」
「じゃあ、ちょっと寄って…」
「割り込み禁止。」
「う。」
「順番、順番。悔しけりゃ後10分早く起きな。」
「むぅぅ~…」
「無理。お前が化けるの待ってたら俺が遅刻する。」
「化け!?って、化けてないもん!!ちょっとファンデして、チークして、シャドーして、アイライン引いて、つけま付けるだけだもん!!髪、巻くだけだもん!!」
「それは、それは。大変なことで。」
「そうっ!大変なの!!だからどいて!!顔、洗いたいの!!お化粧したいの!!巻きたいの!!」
「無理。俺、今からひげ剃るもん。」
「そんなん適当でいいじゃん!!鏡なんていらないでしょっ!!」
「社会人ナメんな。営業は身だしなみが命なの。お前こそ、スッピンで行きゃいいじゃん。」
「むーりぃぃー!!」
「俺も、むーりー。」
「じゃあ、ちょっと寄って…」
「割り込み禁止。」
「う。」
「順番、順番。悔しけりゃ後10分早く起きな。」
「むぅぅ~…」