片恋★パンドラボックス
「ねぇ、早くー!!」
「はいはい。」
毎朝、毎朝、お母さんの言う通り、ほんとよく飽きないなぁ…と思う。
「ねぇ!!」
「はいはい。」
「はーやーくー!!」
これで仲が良いなんて、お父さんの目は節穴?…って、正直思う。
でもこれが、あたしとおにーちゃん。
いつものように、おにーちゃんの背中をベシベシと叩いたあたしは、オマケとばかりに脛をキックした。
「はいはい。」
毎朝、毎朝、お母さんの言う通り、ほんとよく飽きないなぁ…と思う。
「ねぇ!!」
「はいはい。」
「はーやーくー!!」
これで仲が良いなんて、お父さんの目は節穴?…って、正直思う。
でもこれが、あたしとおにーちゃん。
いつものように、おにーちゃんの背中をベシベシと叩いたあたしは、オマケとばかりに脛をキックした。