永遠恋愛
「美香ぁ〜」


「あ…裕君」

俺の声に少し驚いた様子の美香

やはり美香の周りには大勢の男子

近付いて来た美香を抱きしめた俺はそいつらを美香にばれないように睨んだ

「あのっ裕君!」

上目使いの美香は本当に可愛かった

計算のない美香はどんな綺麗な人よりも華が咲いていた

キスがしたい
でも此処じゃ無理か…
美香が可哀相だからな


それより返事…

「まだです」

美香がクスッと笑うと耳にかけていた黒いさらさらの髪が耳からおちた

俺の考える事は美香におみ通しのようだな
と。
苦笑いをし、美香の髪を耳にかけ直した

「っ」

その瞬間、美香の顔はみるみるうちに赤くなっていった

(可ぁ愛)

「じゃあ断りに行こう」

「…///はい」



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