永遠恋愛
「…眠い」


此処は中庭。
美香の告白の返事を言い終えた俺達は、自然と此処に来ていた

ベンチに座ってる美香の膝に頭を乗せた

いわゆるひざ枕状態

美香は暴れるかな…と思ったが美香は何も言わなかった


美香の手を握ってみた

「…」

無反応って…

「…美香?」

名前を呼んでも返事はない

俺はどうしたと、振り向いた

「美香?」

寝てる

美香は寝てる時でもこんな可愛い顔をするんだ…

そう思うと、美香の額を何かが流れた
それは、俺の手の甲に落ちた

「しゅう…た…」

誰だそいつ


急な焦りを感じた

もしかしてソイツに取られるのでは?



眠る美香の唇をふさいだ





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