永遠恋愛
綺麗になりたい

綺麗に、なりたい


そう思い続けて、私は引きこもりになった


醜い自分を見てほしくなかったから


周太さんは毎日のように私の家に来た


何回もインターホンの音が家に鳴り響く


でも、出たくない


こんな私見られたくない


もう少しだけ。

もう少し待って。


ガシャン


ドアが閉まる音
お母さん…かな?
帰って来たんだ


「お帰りなさい。お母さ…ん」


え?何で?

何で此処に周太さんが…?




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