永遠恋愛
いや

来ないで


私は自分の部屋に戻りベットに潜り込んだ


「美香…入るよ」

ガシャ

「ちょっと話そう」


ずっと聞きたかった声
でも今は嫌

もうちょっと待ってほしかったな…
その時は綺麗な私がいたかもしれないのに


「俺毎日家に来たよね。何で出なかったの?心配でしかたないじゃん。…悩み事があれば何でも俺に言えって言ったろ?」


そんなの言えるわけないじゃん…

貴方とそばにいたいという気持ちが私をおかしくしたなんて…

言えるわけない。

「…俺は…美香の事なら何でもするよ」


やめて。
そんなに優しく言われたら、嬉しすぎて泣けてしまうよ…

「うっ…っひく」

「美香…好きな人いる?」

何でそんな事…
止めてよ…
これ以上私に期待させるのは。

少しでも……周太さんが私の事好きだって…勘違いしちゃうじゃん
「それって…もしかして俺?」




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