誠ノ桜 -桜の下で-



犬山が瞳に涙を溜めて言うものだから、凜は
大人しく緋桜を鞘に納めた。


「凜、後は俺達がやる」

「そうだよ、何でも一人でしようとしない!」


凜は斬られた所を抑えながら、弱々しく笑う
のだった。











































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