2つのグラス
「お腹減ったわねぇ、さっさと食べましょ、由希奈!!」

「準備するよぉ〜。」

私は、テレビの前から
立ち上がって、

キッチンに向かう。

私のついだ、オレンジジュ−スは、からりと

夏の風に吹かれて

涼しい音をたてていた。
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