波乱な恋の予感!




待ち合わせの10時、指定された水族館についた。


響さんは、もうついてた。


白いシャツにベスト、デニム姿で正直かっこいい。



「おまたせしました。」

「結依!今日もかわいいね!」

「響さんもかっこいいですよ。」

「…ありがと。かっこいいとか、にやけるから!」


そう言う響さんの顔は、ちょっと赤くなってた。


「てか響さんじゃなくて、響って呼べよ。」

「…響。」

「そう!んじゃ行くか!」



響は私の手を握って歩き出した。


付き合ってるわけじゃないのに…とか思いながら手をほどかないのは、ちょっと気になってるから。


響には絶対言わないけど!







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