波乱な恋の予感!
デート
合コンから2週間くらい経った。
響さんは毎日メールをくれて、すごくまめなんだと思った。
「それは結依に好きになってほしいからじゃん!」
「そうだよ!いつも適当な返事ばっかり…。もっとちゃんと響さんを見てあげなよ!」
いつものようにみんなでご飯を食べているときのこと。
毎日メール来るんだよね。の私の一言からこんな会話が始まってしまった。
「結依!ちゃんと恋しなさい!」
「え、何で?」
「就職したら、できなくなるよ!」
「それはみんなもじゃん!」
「私たちはいい感じだから、結依に言ってるの!」
つまり他のみんなは、この前の合コンでそれぞれいい人がいたみたい。
みんな、かっこよかったしね。
「デート行くってメールして!」
「は?いやだし!」
「何で?デートくらいいいじゃん!」
「めんどいもん。」
「そんなんじゃ彼氏できないよ!」
「いいよ彼氏とか!」
「ちょっと、やめなよ!見られてるから!」
皐と言い争ってるところに、玲奈が止めに入った。
そういえばここ、食堂だった…。