俺は女子高生!?~女になった俺【BL?】~
―お昼のことだった。
「熱っっっ!!」
親父が叫んだ。
下の階へ降りると親父が料理をしていた。
台所は味噌汁の入った鍋とフライパンが置いてあった。
「おう恭介!お昼今作っているからもう少し待ってろよ」
親父は俺に笑顔を見せるとまた台所に向かい、フライパンや鍋と格闘していた。
「ああっ!!味噌汁が沸騰してるっっ!!」
……本当に料理教室行ってたのか?
最初は親父も料理は失敗ばかりだったけどだんだん上手くなって行った。
今思えばいろんな苦労をして俺を一人で育ててくれたんだよな……親父。
……ありがとうな、親父。