意地悪な生徒会長

花火大会当日になった。


……何故だろう。


「よっ杏子ちゃん!」


梢ちゃんだけじゃなく、向井先輩と柊先輩がいた。


「梢ちゃん、ちょっと。」


「ん?」


あたしは小声で言った。


「なんであの二人がいるの?二人だけで行くんじゃなかったの?」





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