意地悪な生徒会長

「フッお前はまったく飽きない奴だな。」


先輩の手が私の頬の方にのびてきた。


「ケチャップついてる。」


そう言って、先輩は自分の親指で拭いペロッと舐めた。


―――ドキッ


……まただ。


前にも同じような思いをした気がする。





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