君に恋した
「あぁ?!起きたかじゃねーだろ。お前が殴ったくせに。」
あたしはこいつの事は苗字意外なにも知らないが、ただひとつだけ。ひとつだけ自信を持って言えることがある。
こいつは二重人格だ。つまり裏表がはげしい。
「なんだよ。そんなにキレんなよ。悪かったな。」
さっきまでは完全にキレてたのに、今ではこんなに優しい。優しいというよりは・・・・なんだろう。まぁよくは分からないが、優しいとは言い難い。
だけどやっぱり優しいのかもしれない。
神崎はご飯までつくってくれていた。
この男、何考えてんのかわかんねぇ。