【短篇】しおり-AquaTimez-
歩くペースはゆっくりだったはずなのに、時計台に着くのはあっという間で、二人が離れる時間が、もうすぐそこまできていた。
どちらからともなく、ゆっくりと手をほどき、俺達は別れようとする。
「じゃあ、また明日!17時に時計台で待ってるね!」
「うん!!…じゃあ、おやすみなさい!」
「うん。おやすみ!」
彼女が帰ろうとした時、俺は両手を彼女の肩に乗せ、おでこに軽くキスをした。
「!!」
ビックリした彼女の顔が赤くなる。
「おやすみ、ユカちゃん。」
「…おやすみ!」
彼女は、照れ臭そうに何度も振り返りながら帰って行った。
自分の大胆な今日の行動に、俺は自分でビックリしていた…。
どちらからともなく、ゆっくりと手をほどき、俺達は別れようとする。
「じゃあ、また明日!17時に時計台で待ってるね!」
「うん!!…じゃあ、おやすみなさい!」
「うん。おやすみ!」
彼女が帰ろうとした時、俺は両手を彼女の肩に乗せ、おでこに軽くキスをした。
「!!」
ビックリした彼女の顔が赤くなる。
「おやすみ、ユカちゃん。」
「…おやすみ!」
彼女は、照れ臭そうに何度も振り返りながら帰って行った。
自分の大胆な今日の行動に、俺は自分でビックリしていた…。