【短篇】しおり-AquaTimez-
ユカに手をひかれ、着いたところは、駅から少し歩いた場所にあるデパートだった。
自転車をとめて、カゴの中のヒマワリを持ち店内に入った。エスカレーターに乗り向かった先は、ある雑貨屋だった。
「ココ?」
「うん!こっちこっち!」
そう言われ、中に入ると、彼女の目的が何であるかを理解した。と、同時に二人が出会った時の事を思いだした。
「あっ!これ…って?」
思わず驚いて、言葉に詰まっている時、俺の隣で俺の顔を下から覗き込むように、ニヤニヤしながら言った。
「二人が出会えた、きっかけだもんね!」
そこには、アルファベットが型どられたゴールドのキーボルダーがずらりと並んでいた。
「ねぇ、二人のイニシャルの作ろう?」
「よし!んじゃ、そうしよう!ユカの『Y』と俺の『M』。…あっ!なぁ、一人ずつ、この『Y』と『M』、一緒にしたヤツのキーホルダー持たないか?」
「うん!あっ、でも、こっちのストラップの方がいーなぁ。」
「じゃ、そーしよっか!」
ユカはすごい嬉しそうだった。ずっと、プレゼントのコト考えてくれてたんだなぁ。
ユカが夕飯を作ってくれるコトになり、買い物を済ませ、デパートを出て、俺のアパートまで行こうとした時、俺はスタンドに忘れモノをしたコトに気がついた。
「ちょっと、スタンドに戻って忘れモノとりに行きたいんだけど、行っていい?」
「うん。いーょ。」
「よし!じゃあ、一緒に行こう。」
スタンドに戻るコトにして、川沿いの道の方に歩きだした。
自転車をとめて、カゴの中のヒマワリを持ち店内に入った。エスカレーターに乗り向かった先は、ある雑貨屋だった。
「ココ?」
「うん!こっちこっち!」
そう言われ、中に入ると、彼女の目的が何であるかを理解した。と、同時に二人が出会った時の事を思いだした。
「あっ!これ…って?」
思わず驚いて、言葉に詰まっている時、俺の隣で俺の顔を下から覗き込むように、ニヤニヤしながら言った。
「二人が出会えた、きっかけだもんね!」
そこには、アルファベットが型どられたゴールドのキーボルダーがずらりと並んでいた。
「ねぇ、二人のイニシャルの作ろう?」
「よし!んじゃ、そうしよう!ユカの『Y』と俺の『M』。…あっ!なぁ、一人ずつ、この『Y』と『M』、一緒にしたヤツのキーホルダー持たないか?」
「うん!あっ、でも、こっちのストラップの方がいーなぁ。」
「じゃ、そーしよっか!」
ユカはすごい嬉しそうだった。ずっと、プレゼントのコト考えてくれてたんだなぁ。
ユカが夕飯を作ってくれるコトになり、買い物を済ませ、デパートを出て、俺のアパートまで行こうとした時、俺はスタンドに忘れモノをしたコトに気がついた。
「ちょっと、スタンドに戻って忘れモノとりに行きたいんだけど、行っていい?」
「うん。いーょ。」
「よし!じゃあ、一緒に行こう。」
スタンドに戻るコトにして、川沿いの道の方に歩きだした。