【短篇】しおり-AquaTimez-
ユカがケーキとまたチューハイを持ってきて、テーブルに置いた。

ケーキは、18程だろうか、二人には充分な大きさで、『Happy birthday まーくん』とチョコレートに書かれたカワイらしいデコレーションケーキだった。

ケーキに22本のローソクを差し、火をつけた後、部屋の灯りをおとした。
ハッピーバースデーをユカが歌ってくれ、ローソクの火を消した後、ユカが言った。

「ぉ誕生日おめでとぅ♪まーくん!」

俺が灯りをつけて戻ってくると、何やらユカがバッグから何かを取り出した。

「ハイ!もう一個プレゼントだょ♪」

バッグから取り出されたプレゼントは、プレゼント用に包装された箱だった。

「アリガト♪開けるょ?」

包みをとり、箱を開けると、中にはオシャレな写真立てが入っていた。
ユカが言った。

「いっぱい想い出作ろうね♪」
「うん!…あっ、そーだ!」
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