【短篇】しおり-AquaTimez-
ユカと会わなくなって10日程が経った。
その日、俺のもとに本日付けで、正社員登用の通知がきた。これで、俺は正式にこのスタンドの正社員になった。
その日は、俺が正社員になったお祝いをみんなと居酒屋でやった。
俺も次の日がたまたま休みだったので、けっこう飲んでいた。
ユカに知らせたくて、終わったらユカのトコに行こうと思ったが、ずいぶん飲んだせいか、酔っ払って行くのもどうかと思い今日はやめるコトにした。
居酒屋を出てみんなは解散したが、エリカは未成年の為、ジュースしか飲まなかったので、酔っ払った俺を介抱してくれていた。
「ありがとう、…もう大丈夫だから。」
「ハイ…。マサキさん、気を付けて帰ってくださいね!…送って行きましょうか?」
断ったが、エリカは俺の肩を支えながら、俺をアパートの前まで送ってきてくれた。
「ありがとう。ゴメンね、迷惑かけて。ここで大丈夫だから。」
そう言い、俺がアパートの階段を上がろうとした時、背中の方でエリカが言った。
「マサキさん!あの…!」
その日、俺のもとに本日付けで、正社員登用の通知がきた。これで、俺は正式にこのスタンドの正社員になった。
その日は、俺が正社員になったお祝いをみんなと居酒屋でやった。
俺も次の日がたまたま休みだったので、けっこう飲んでいた。
ユカに知らせたくて、終わったらユカのトコに行こうと思ったが、ずいぶん飲んだせいか、酔っ払って行くのもどうかと思い今日はやめるコトにした。
居酒屋を出てみんなは解散したが、エリカは未成年の為、ジュースしか飲まなかったので、酔っ払った俺を介抱してくれていた。
「ありがとう、…もう大丈夫だから。」
「ハイ…。マサキさん、気を付けて帰ってくださいね!…送って行きましょうか?」
断ったが、エリカは俺の肩を支えながら、俺をアパートの前まで送ってきてくれた。
「ありがとう。ゴメンね、迷惑かけて。ここで大丈夫だから。」
そう言い、俺がアパートの階段を上がろうとした時、背中の方でエリカが言った。
「マサキさん!あの…!」