【短篇】しおり-AquaTimez-
俺は上りかけの階段を降り、エリカの前に立った。
「あのッ!あたし、マサキさんのコト好きですッ!付き合ってください!」
エリカはふてくされたよーに、そして、照れくさそうに言った。
「えっ!?…何で!?……てか、ゴメン!俺、エリカちゃんのコト、そーゆー風に見れないやっ!」
今、そんなコト言われてもムリだ。今はユカのコトで何も考えらんないし、そもそも、エリカのコトをそんなふうには見れないし、考えたコトもない。
「なんでですか!?あたし、マサキさん仕事マジメで頑張ってるのがすごくカッコよくて、それで好きになったんです!
それに…最近、マサキさん元気ないですよね?正社員になるのは決まったのに。あたし、ずっと心配だったんです!
…マサキさんって、今好きな人いるんですか!?」
少し言葉に詰まったが、
「………。ゴメン!俺、今付き合ってる娘いるんだ!今はその娘のコトしか考えらんないから……。」
「そっかー。……じゃあ、しょーがないですよねっ!あたし、…諦めます!今まで通り仕事頑張ります!……じゃっ!」
エリカは、気まずかったのか、カラ元気でその場を去って行った。
いきなりのコトでビックリしたが、今はそんなコトを考えるコトはできなかった。
俺は、階段を上がり部屋に向かった。郵便受けを見ると1通の手紙が入っていた。部屋に入り、すぐに手紙を開けた。ユカからだった……。
「あのッ!あたし、マサキさんのコト好きですッ!付き合ってください!」
エリカはふてくされたよーに、そして、照れくさそうに言った。
「えっ!?…何で!?……てか、ゴメン!俺、エリカちゃんのコト、そーゆー風に見れないやっ!」
今、そんなコト言われてもムリだ。今はユカのコトで何も考えらんないし、そもそも、エリカのコトをそんなふうには見れないし、考えたコトもない。
「なんでですか!?あたし、マサキさん仕事マジメで頑張ってるのがすごくカッコよくて、それで好きになったんです!
それに…最近、マサキさん元気ないですよね?正社員になるのは決まったのに。あたし、ずっと心配だったんです!
…マサキさんって、今好きな人いるんですか!?」
少し言葉に詰まったが、
「………。ゴメン!俺、今付き合ってる娘いるんだ!今はその娘のコトしか考えらんないから……。」
「そっかー。……じゃあ、しょーがないですよねっ!あたし、…諦めます!今まで通り仕事頑張ります!……じゃっ!」
エリカは、気まずかったのか、カラ元気でその場を去って行った。
いきなりのコトでビックリしたが、今はそんなコトを考えるコトはできなかった。
俺は、階段を上がり部屋に向かった。郵便受けを見ると1通の手紙が入っていた。部屋に入り、すぐに手紙を開けた。ユカからだった……。