【短篇】しおり-AquaTimez-
それから、まーくんはちょっとずつ忙しくなった。
帰ってくるのはいつも20時ぐらぃ。まーくんに部屋の鍵をもらったあたしは、ぃつもまーくんの家でご飯を作って待ってた。
なんか、半同棲してるみたぃ♪

だけど、まーくんはいつも疲れた顔してた。


それからしばらく経って、まーくんが帰ってくるのは段々遅くなってきた。
ある日、22時前に帰ってきたまーくんは、

「今日はご飯いーや…。」

って言って、もう寝ようとしてた。あたしがちょっとしょんぼりしてたら、やっぱりご飯食べるって言って、食べてくれた。
疲れてるのに悪いなぁ、って思ってたけど、まーくんはご飯を食べて横になったら、すぐに寝ちゃった。

あたしは、台所やテーブルを片づけて、まーくんに毛布をかけて帰った。ぃつも疲れてるんだもん、しょーがなぃよね…。

それからは、まーくんから連絡があった時にだけアパートに行くよーにした。
だけど、会えなぃ日が続くと、段々寂しくなっていった。
傍にまーくんがいない…。
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