【短篇】しおり-AquaTimez-
あたしは、アメリカ留学の準備をする為に、実家に帰るコトにした。
花が大好きでやってぃたバイトももちろん辞めるコトにした。
バイトで貯めたぉ金も、ホントはまーくんと暮らす為に使おうと思ってたんだけど…。

できるだけ早く、ココに居る時間も、少なくしたかった。
まーくんが正式に正社員になったって聞いたら、もしかしたらココロが揺らぃでしまうかも知れなぃのが、怖かったから…。

別れを切り出してから9日後、花屋でのバイトの最後の日だった。あれから、まーくんからも連絡が来るコトは一度もなかった。

二年間続けたバイトだったから、辞めるのがすごぃ寂しかった…。
急に決めたコトだったから、アパートもすぐに引き払うコトにした。
明日が引き払う日だったから、バイトを終えてから家の中の残りの荷物を片づけていた。
明日は、何も言わずに行こう…、そー思ったけど、この街を去る前に、手紙を書いて別れよぅ…、そー思った。

あたしは、書いた手紙とあるモノを封筒に入れた。


次の日、荷物を全部トラックに乗せ、あたしは、まーくんのアパートに行った。
そして、まーくんの部屋の郵便受けにそっと、手紙を入れてその場所を去った。




この街とも、そして、まーくんとも、サヨナラ…。
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