キミといたい
サッカー部が終わったのは6時すぎ


あっ。ゆうちゃんと目が合った

ゆうちゃんは口ぱくで


待ってろ


って…いやーん//


ゆうちゃんかっこいい~


「えな!行くよ!」


直の声で現実へと戻った


「全く。ピンクオーラだしちゃって」


直、あきれてる。


「えへへ~。」


うちらは基本、二階建ての建物の二階に部室があって、そこからサッカー部の練習を眺めてる

サッカー部は最低でも週1回はこっちのキャンパスで練習をする。


後は、別のグランドを借りたりして練習しているっぽい。


「直~。遅くなってごめんな?」


きょーちゃんが言う。


直ときょーちゃんが手繋いで先いこうとしてた


あの…あたしは?


「あー、優汰なら今くるよ☆あいつ,おせーもんな」


「ありがとう」


きょーちゃんの言葉に少し安心をもらった


今くるんだぁ


「ごめん!遅くなった!えなあ?」


ゆうちゃん!!


「ゆうちゃん遅い!」


あたしは怒ったフリをした


「ごめんな?えーなちゃん☆」

ゆうちゃんはそう言って頭をぽんぽんした


「むぅ…許す!」


あたしの負けです


あたしはあなたに弱いです



少し離れた所で


直ときょーちゃんが笑っていた
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