キミといたい
いつもと変わらない学校


次の時間は移動教室だから


直と廊下を歩いていた


1ヶ月


あたしは毎日泣いている為


目がいつも腫れている


みんな最初、気にしてたけど


もう、目が腫れてるのが当たり前の顔になってる




あっ。いけない…教室に忘れ物した…



「直。あたし忘れ物したからとりにいってくる!」


「あたしも行くよ?」


「忘れ物くらい、一人でだいじょーぶ☆ありがとうね。ダッシュでいってきます!」


そう言ってダッシュで教室にいった。




…あれ?ないなあ(T_T)



落としたのかも



諦めて戻ろー


季節は冬


さすがに寒い


ぶるぶる震えながら


来た道を戻る


あたし、何やってんだろ



「ねえー!1年3組のえーなちゃん」


突然後ろから声がして


振り返ると



「あっ!あたしの!」


その人が持っているのはあたしの探してた…教科書!


「拾ったんだよねえ☆良かったね、見つかって」



「あっ。ありがとうございます!」



「俺,2年2組の鈴木純平。」


「せっ。せんぱいー!?」


「なあに?俺のこと、タメだと思ってた?笑 お前より幼くねーよ」


「うっ…。すんまへん」


「じゃ、授業遅れないようにねえ☆ばいびー」


「ありがとうございました。失礼します!」





純平との出会いは

あたしを成長させてくれたよ
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