病的彼氏
出会い2
「てことで今日はこの辺でお開きで!」言うクウタくん。
その声で一斉にみんなが立ち上がる。
「シーオリ、あたしクウタくんと帰るから♪」とカンナが耳元で言ってきた。
他の子達もぞろぞろ帰るなか、タスクくんだけまだ座っていた。
「タスクくん?帰らないの??」
「あんたこそ」
「え、いや帰るけど…」
「さっさと帰れば」
「は…」
何その感じ!と心の中で思いながらもあたしは笑顔を作り、その場を離れた。
「はー、疲れた。やっぱ合コンなんて来るんじゃなかった。」