バンドに賭けた思い(仮)



屋上に着くとどこからか微かに歌声が聴こえてきた
聴いたことのあるとても綺麗な歌声

俺達は気付かれないようにそっと屋上を覗いた

するとはしっこの方で歌を歌っている女子を見つけた

「本当に蒼羅は[SORA]だったんだ…」

『だから言ったろ?』

「いつ聴いても綺麗な歌声だよね…」

「…」

「…眠くなる」

俺達は目的を忘れ昼休みが終わるまで聞き入っていた




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