バンドに賭けた思い(仮)


side蒼羅


『ん〜…』

「もうそろそろ行こうか?」

『もぅ少し…』

「いや…でも時間が…」

『あ!王手!!!』

「何−っ!?」

「凄いあの転校生…」

今私は何故だか鬼の教師こと鬼島[Onijima]先生と将棋をやっていた

「遠山さ〜ん?もう行こうね〜」

『っはい!!!』

この笑っているようで笑っていない女の先生は担任の姫路[Himeji]先生

怒っている原因は中々将棋を止めないからなんだけどね…

『それじゃ鬼ちゃん先生また将棋やりましょうね』

「おう!待ってるからな」
と言って鬼ちゃん先生は扇子で扇いでいた

「凄いですね…鬼島先生にあんな呼び名をつけるなんて」

職員室にいる先生全員が恐れている鬼島先生と初対面であんなに喋るなんて…と噂をされているなんてことに気付かない私は…

「全く貴女は…ホームルームに遅れるでしょ!!!」

『すみません…』


美人先生こと姫路先生に怒られていました…



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