ちょっと背伸びして


―まもなく4番線に―――――


私達はいつもと同じ車両に乗った。


佑輝くん乗ってるかな。


何か今日は逢いたくないな…


嫌いになったわけじゃないけど…

なんか嫌だな。


「お、橋本さん!…とその友達、おはよう」


「あ、翔くん。おはよう」


「おっはー。ちなみに私は香織だからね」


「香織ちゃんね。把握ー」



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