ちょっと背伸びして


―佑輝Side―


はぁ…

こんなんじゃダメだ。


柚紀ちゃんが男と話してるの見てイラつくって…


もしかして嫉妬!?


いや、それは絶対ない。


まず嫉妬する理由がないし。


そして電車を降りてホームを歩いていたら柚紀ちゃんがこっちに来た。

「佑輝くん!おはようございます!」


「あ、柚紀ちゃん。おはよ」



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